発症
2004年1月22日。この日は少し前からお腹の調子が悪かったので、近所の病院で検査をしてもらう日でした（腸にバリウム入れてレントゲン検査）。まあ、この検査というのが前日から下剤を飲んで、当日朝も下剤入れられて…と結構つらい検査で、終わった頃には心身ともに疲れきってしまいました。
夜になって、プレステ2でゲームしながらぼーっと翌日の検査結果について考えている時。”ぼんっ”と胸（というか背中）で衝撃が…（あった様な気がするけど気のせいかも）。横を向こうとするだけでも胸に激痛が走り、しばらくその場から動けませんでした。30分程経過したら最初の激痛が治まってきたので、姿勢を変えてみたり少しジャンプしてみたりした所、胸の中でじゃぶじゃぶと音がしている感じがするじゃないですか！
よく考えたら、この時点で急いで病院に行っても良さそうなものです。実はこの二年程前に全く同じ症状に襲われていて、その時は仕事も休まず一ヶ月程度で症状が治まるまでを経験していました。この時、後から病院に行って症状について医者にお話しした所、気胸じゃないか？と言われていました。なので、”あー、気胸になったな…”と思いながら、明日お腹の検査結果聞きに行くからその時言おう。ということにして、その日は寝ました。
診察結果
翌日病院に検査結果を聞きに行きました。お腹の検査結果は特に異常は無いので、このまま様子を見てもいいんじゃないかということでした。そこで、”すいません。昨夜から胸がとても痛くて…”と申告し、レントゲンを撮ってもらいました。
”あー、気胸ですね。右肺が小さくなっています。”という医者の一言。これでニ年前のあの症状は気胸だったんだ！と確信が持てた瞬間でした。ちゃんと診察してもらってないので、ニ年前の症状を気胸第0回ということにしましょう！＞自分。肺がぺしゃんこに潰れてはいないので、一週間程様子を見ましょうと言われて、一週間は近所の病院に毎日抗生物質の点滴に行きました。
大学病院に
一週間様子を見ましたが、肺が膨らむ様子は全く見られず。大学病院を紹介するから、専門医に診てもらってと言われ、大学病院に行ってきました。すると、”膨らむまでは三週間くらいかかるから、まだ変化が無くても大丈夫。このまま様子を見ましょう。”と言われ、一週間置きにレントゲンを撮りに行くことに。
これ以降、レントゲンを撮る度に着実に肺は膨らみ続け、2004年2月20日が最後の外来受診となりました。この間仕事は病気欠勤しました。傷病手当金が健康保険から出て助かりました…